電動ベッドの選び方

電動ベッド

在宅介護を支える福祉用具の中でも、「電動ベッド(特殊寝台)」は快適さと安全を両立する大切なアイテムです。介護保険を利用すれば、条件を満たす方はレンタルで負担を抑えて使うことができます。ここでは、介護保険利用者が失敗しない電動ベッド選びのポイントを紹介します。


1. 介護保険で電動ベッドを借りられる人

介護保険では、要介護2以上の認定を受けた方が「特殊寝台(電動ベッド)」をレンタルできます。
要支援や要介護1の方でも、主治医やケアマネジャーが必要と判断した場合には例外的に利用できるケースがあります。まずはケアマネジャーに相談してみましょう。


2. 電動ベッドの種類と機能

介護保険でレンタルできる電動ベッドには、モーターの数によって機能に違いがあります。

  • 1モータータイプ:背上げまたは脚上げのどちらかのみ。
  • 2モータータイプ:背上げと脚上げを別々に操作できる。
  • 3モータータイプ:背上げ・脚上げに加え、高さ調整も可能。介助がぐっと楽になります。

介護や介助の負担を軽くするには、高さが変えられる3モータータイプが安心です。


3. 安全面と使いやすさのチェックポイント

レンタル前に、次の点を確認しておくと安心です。

  • リモコン操作が簡単か
  • サイドレール(手すり)が取り付けられるか
  • 昇降時に壁や家具にぶつからないか
  • 停電時の手動操作や安全装置があるか

使用者だけでなく、介助する人にとっての使いやすさも重要です。


4. ベッドの設置と周辺環境

ベッド周りには介助スペースが必要です。
最低でもベッドの片側30〜50cmほどは開けましょう。また、立ち上がりやすい高さに設定できるかも試してみると良いです。
介護ベッドの下に掃除ロボットやリフトが通るかどうかも確認しておくと便利です。


5. 導入の流れ

  1. ケアマネジャーに相談する
  2. 福祉用具専門相談員が自宅を下見・提案
  3. 介護保険レンタル契約(利用者負担は1割〜3割)
  4. 設置・調整後に使用開始

※ベッド本体のほか、マットレス・サイドレール・介助バーなども必要に応じてレンタルできます。


まとめ

介護保険を上手に活用すれば、電動ベッドを経済的に・安全に導入できます。
利用者の身体状況に合った機種を選び、介助する人も使いやすい環境を整えることが、安心できる在宅生活の第一歩です。

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