車いすのフットレスト(足置き)の耐荷重って、意外と知られてないんですよね。カタログを見ても車いす全体の「100kg耐荷重」ばかり目立つけど、足置き単体はあんまり明記されてなくて、「どれくらいの重さに耐えられるの?」って疑問に思うこと、ありますよね。
試験データから見える数字
ある先進的なフットレスト製品の破壊試験では、成人男性の片足重(約12kg)の2倍を超える24kgを目標に設計され、実際には80kgまでパイプが湾曲するまで耐えました。
ただ、先端プレートだけに30〜50kgかかると下垂(たわみ)が起き、足が落ちる可能性が出てきますが、破損まではいかず調整で復帰可能だったそうです。
これ、正規使用(座った状態で足を置くだけ)なら十分な強度ですが、「立つ・体重をかける」のは想定外ですよ。
なぜ「足置き耐荷重」が公開されない?
JIS規格(T9201)ではフットサポートに上方荷重試験を課していますが、具体値はメーカー非公開が多く、「足の重さ+振動・衝撃への耐性」を基準に作られています。
車いす全体の耐荷重(100〜130kg)が目安として使われますが、これは座る人の体重全体で、足置きに全荷重がかかる前提じゃないんです。
経年劣化で緩むと、試験値以下の荷重でもガタついて外れやすくなるので、定期点検が命です。
現場目線の実用アドバイス
- してOKな荷重:座ったままの両足(10〜20kg程度)。自然に足を乗せて姿勢を保つ分には問題なし。
- NGな使い方:立ち上がりで体重かけたり、踏み台代わり。たとえ耐えても変形リスクで次に外れやすくなります。
- チェックのコツ:使用前に「ロック固い?ガタなし?プレート中央に足置ける?」を声かけ。家族にも「足置きは踏まないよ」と伝授を。
結局、耐荷重の数字より「正しい使い方」を守ればヒヤリは激減。



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